自分のためには頑張れないけど、誰かのためなら頑張れるということはありませんか?
誰かのために頑張れるという感覚は、時に大きな原動力となります。
自分ひとりでは踏み出せない一歩も、誰かのためにと思えば、意外とフットワークが軽く進んでしまったりするものです。
また、他人のために頑張理、他者貢献することは、自分を満たすよりも人を満たす方が満足感も高いはず。
この記事では、誰かのために頑張れることのメリットや、活用する方法などを詳しく紹介していきたいと思います。
誰かのために頑張れるのは素晴らしいことです
「誰かのために頑張れる」というのは、綺麗事に感じるかもしれませんよね。
しかし、実際は単なる綺麗事だけではなく、自分の中での充足感を得たり、自己成長の機会があったり、他人のためだけではなく、自分にもメリットがあったりします。
他者貢献がモチベーションを上げてくれる
他者貢献がモチベーションを上げてくれるのは、「承認欲求」や「社会的つながり」に影響があると思います。
例えば、自分のために頑張ったとしても、自分は嬉しいけれども、自分は自分のことを褒めてくれるとは限りませんよね。
しかし、他者貢献をすると、他人から「ありがとう」「助かった」「すごいね」といった褒めや励ましの言葉が返ってくると思います。
その結果、自分のために頑張ってもつまらないけど、他人のために頑張る方が気持ちいいと感じるはずです。
適度な使命感を持つことでモチベが続く
これも同じですが、自分のために使命感を持って頑張ることはできますか?
他人のためなら、「助けてあげられるのは自分しかいない」といった気持ちで、モチベーション高く頑張れるかもです。
また、この人を助けられなかったら、、といったプレッシャーがかかることにより、挫折しやすい時でもグッとこらえることができると思います。
人は意外と自分のことは犠牲にするのですが、他人のことは簡単に犠牲にすることはできないそうなので、うまく使ってみましょう。
誰かのために頑張ることで自分も頑張れる
他人のために頑張ることによって、日頃から頑張るハードルも低くなってくるはず。
頑張るハードルが低くなると、結果的に自分のために頑張るハードルも低くなっていくんですよね。
他者貢献して、自分自身の充足感を満たすことで、自分の自信につながり、自分を大事にしようというマインドの変化も起きるかもしれません。
結局そうなってくると、他人を満たすためには、自分も満たされている必要があるというフェーズに、遅かれ早かれ到達するんですよね。
本当の意味で他者貢献するために、自分自身をまずは満たそうと考えることができたら、上位数%の一流の考え方が身についているとも思います。
誰かのために頑張れるのを武器にしよう
誰かのために頑張れるのは、めっちゃ素晴らしい武器だと思うんですよね。
強みは最大限に活かすべきなので、この強みを持て余すことなく、存分に発揮しちゃってください。
ボランティアや地域コミュニティに参加してみる
誰かのために頑張る、というと真っ先に思いつくのはボランティア。
ボランティアやNPO、地域のコミュニティ、なんなら地域の見守り隊やパトロール、朝の挨拶運動に参加などなど。
誰かのために役に立てていると思うと、自分の自己肯定感も上がるし、マインド的にも前向きになれるので、時間の無駄とか思わずに、まずは参加してみるといいかもです。
また、そういった組織に属している方達は、普通にのほほんと生きている人々と違い、目的を持って向上心や思いやりに溢れている人々が多いと思われます。
成長で1番大事なのは、環境です。
環境が変われば自ずと変化していきます。
理想の職場関係を見つける
とはいっても、ボランティアする時間なんてないし、、という方は、やっぱり仕事が1番大事ですよね。
仕事においても、この人のために成果を出したい、チームの成績を上げたい、などなど人のために動こうとする動機はたくさんあるかと思います。
しかし、上司から無理矢理に好きでもない仕事を押し付けられたり、単純作業ばっかだったりすると、そういった発想になるのは厳しいかもです。
上司、同僚、部下、それぞれ気が合うような人に囲まれ、職場環境が良ければ、自然と誰かのために頑張れるし、成果にも繋がるし、お給料もアップしていく、という好循環が生まれます。
やっぱり職場環境が良いか悪いかって、人生の悩みの半分くらいに影響すると思いますので、今が最悪だという人は転職してみるのもアリですね。
とはいえ誰かのために頑張りすぎるのも良くない話
とはいっても、自分を犠牲にしてまで、他人のために貢献する必要はないと思います。
1番大事なのは自分自身ですから、やはり。
理想の順序ですが、自分が満たされてから、他者を満たせるようになるのが、幸福度MAXの状態になると思います。
相手が理解してくれるとは限らない
こういった話はよく、ギブアンドテイクの話で用いられますが、ギブされてばかりで、テイクし返してくれるとは限りません。
自分が相手のために頑張っても、相手はどうも思っていなくて、むしろ当然でしょ、普通じゃね、的なマインドで来られたらムカつきますよね。
なので、前提としては、自分のために他人のために頑張るといったマインドだと落ち着くと思います。
そうです、結局他人のために頑張るのは自分のためでもあるのです。
頑張る方向性が自分軸ではなくて他人軸になっていないかだけ気をつけましょう。
プレッシャーがかかるのもつらい
普段から他人のために頑張っていると、人からの評価は上がっていくと思います。
それと同時に、あなたならここまでやってくれる、といった期待やプレッシャーが強くなっていくのも仕方ありません。
とはいえ、これも前提は自分軸で考えるべきで、決して他人軸で考えてはいけません。
自分軸で自分のために頑張っているからこそのパフォーマンスであり、他人のために無理矢理やってあげているマインドだと、嫌々な感じがして無理しているので、長続きしないしキツイです。
もしプレッシャーがかかっているようであれば、周りへの期待値調整として、自分を少し下げて評価してもらうように仕向ける必要もあるかもです。
他人を上手く活用するべき
自分のためには頑張れないから、他人のために頑張る、といったように他人を上手く有効活用するのですが、それは手段であり、最終的には自分のために頑張るのがゴールです。
ここを履き違えてはいけません。
とはいっても、それが打算的すぎると、他人からも冷めた目で見られてしまうし、他者のために頑張ることも長続きしません。
時には、本当に他人のためを考えることも大事だし、時には自分のことを大事にする考えも必要。
全てはバランスですね。
ゴールは自分のために頑張れることです
誰かのために頑張れるのはなぜかと疑問を持っている方は、今おそらく自分のために頑張れていないはず。
生まれつき最初から自分のために努力できる人もいると思います。
しかし、その反面自分のためには努力できない人だって世の中にたくさんいるわけです。
そういった人たちには、そういったなりの努力の方法があるわけで、一括りに努力の方法で語られても、なかなか自分に落とし込むのは難しいものです。
そこで僕がおすすめするのは、自分のために頑張りたいなら誰かのために頑張ること。
遠回りに感じるかもしれませんが、近道なんて存在しません、最初からできないのですから。
この記事をご覧いただいた皆さんには、是非とも自分の目標のために努力し突き進んでいってほしいです、僕も負けじと頑張ります。