こんにちは、ルルです。
かつては終身雇用や定年まで勤め上げることが当たり前でした。
しかし、最近では「金さえもらえればいい」と割り切る思考で、転職するのも当たり前という時代になってきました。
ぶっちゃけ仕事のモチベーションって、どれだけ給料がもらえるかが大事ですよね。
お金を稼ぐためだけに仕事をしているという人も多いと思いはず。
この記事では、なぜそういった思考になりやすいかの原因を考えつつ、今後どのようなキャリアを進んでいくべきかについて、僕なりの経験も交えて解説していきたいと思います。
仕事はお金さえもらえればいい?
「仕事はお金を得るための手段」という考えは、一見は合理的に思えますよね。
しかし、それは長い目で考えた時に、人として本当に満たされるのか、自分自身を成長させられるのか?と考えると少し疑問に思うかもです。
仕事はお金さえもらえればいいという考えの違和感
仕事は生活するお金を稼ぐ手段ではありますが、それだけと捉えるのは少しもったいなくありませんか。
仕事は単なるお金稼ぎではなく、自分のスキルを磨き、人との人脈を築き、社会的な役割を果たす場でもあると僕は思います。
お金さえもらえればいいという短絡的な思考でいると、本来得られるはずの成長や自己実現のチャンスから遠ざかってしまうような気がします。
ただ稼ぐこととキャリアアップとのギャップ
「金さえもらえればいい」という考えだと、その時その時点での収入アップやストレス軽減にはいいかもしれません。
しかし、長いスパンで考えたら、スキルアップやキャリア形成を後回しにすると、結果的に自分自身の市場価値が上がらないままで、自然とジリ貧の状態に陥りやすくなってしまうともいえます。
その結果、今後の収入アップも見込めなくなり、将来貧しい思いをするのは自分です。
また、キャリアの幅が広がらないことで、転職の選択肢も狭まり、1つの会社で依存することにも繋がりやすいですよね。
新たな分野に飛び込んでみたり、チャレンジすることにも億劫になってしまうので、生き方的にも良くないと思います。
仕事はお金さえもらえればいいと考えてしまう背景について
「仕事はお金さえもらえればいい」という価値観は、現在の社会変化や新しい働き方に対する変化にも深く関わっているはず。
最近では、副業やフリーランス、業務委託やフレックスタイム制など、様々な労働の選択肢や勤務形態などが広がってきています。
お金よりも大事なことがある、とも考えられる現代の中で仕事の位置付けは変わってきているのではないかと思います。
副業やフリーランスという新たな働き方もある
近年、ITの進歩や働き方改革などを背景に、副業やフリーランスといった選択肢が増え、個人が会社に頼らずとも自分の力で収入を作るハードルが下がってきていると感じます。
こうした働き方では、「お金がもらえればいい」というよりも、自分の時間や専門性を売りにし、自分にしかできないことを価値提供できることこそが大事と考える人もいるはずです。
また、場所や時間に縛られない自由なライフスタイルや、新しい人脈ができるなど、お金では買えない価値を重視する人が増えていますよね。
コスパよく働くことも大事
似たような考え方で、効率的に稼ぎたいという考えもあります。
一見すると「お金さえもらえればいい」という思考と似ていますが、効率的に稼ぐことは少し意味合いが違います。
効率的に稼ぐことは、少ない時間や労力で最大限のお金を稼ぐことですが、その背景にはその分で得た時間やお金を自己成長やスキルアップに投資したいという考えもあると思います。
こういった目的を持ちながら、コスパ良く働いて、自分のために時間とお金を使うのはとっても有意義ですよね。
一方で「お金さえもらえればいい」という思考には、キャリアアップや社会貢献の視点が欠けており、結果的にただ楽をして、自分の価値や仕事の質を下げてしまうかもしれません。
転職市場では「即戦力」が求められてしまう
転職市場では「即戦力」が求められる傾向が強く、短期間で利益や結果を出せる人材が重宝されます。
こういった環境では、お金さえもらえればいいと割り切って働くことも合理的に思えます。
しかし、そうはいいつつも、即戦力を発揮するには、常にスキルアップを図り、新たな経験をしているような人材が求められ、割り切って働いているような人は、即戦力の人材として活躍できない、というジレンマもあったりします。
要するに、日頃からお金稼ぎ以外の観点で仕事をしている人の方が、市場価値も高くなり、いざという時に即戦力で転職もできるので、結果的にお金を稼ぐことができるということ。
お金さえもらえればいいという考えでは貧しくなる
お金さえもらえればいいという思考で働いていると長期的に考えてデメリットの方が多いと感じます。
かつての僕も、そういった考えで仕事をしていましたが、その期間が本当に空白すぎて何をしていたか思い出せません笑
お金以外のモチベーションを失ってしまったら
もし今の役職から急に降格させられたり、違う部署に移動させられたり、残業代がカットされたり、収入が少なくなってしまったらどうしましょう。
その時に、お金をモチベーションにして働いていると結構萎えますよね。
過去の僕もそうでしたが、お金だけのモチベーションで働いていると、給料が少ない月は精神的に落ち込んだり、燃え尽き症候群になってしまったこともあります。
そうなると残るのは虚無感だけで、もっと充実感や達成感も味わえればよかったなと思った経験があります。
キャリアアップもしにくい
「お金さえもらえればいい」という考えに固執するあまり、スキルアップや新たな挑戦を避けると、今後のキャリアの成長は見込めないと思います。
長期的な視点を持たないで働くと、役職アップや評価のチャンスを逃すことにつながり、市場価値が低いままでしょう。
与えられた仕事を淡々とこなすのは、どんな人でもできるし、いくらでも替えのきく人材です。
逆にいえば、替えの効かない人材、その人しかできないスキルや専門性がなければ、いつまでも貧しいままです。
人付き合いも悪くなってしまう
モチベーションが低い状態で仕事をしていると、当然ながら職場での人付き合いにも影響するはずです。
バリバリに仕事をする人もいれば、ゆるーく仕事をする人もいるのは当然です。
人間関係は類は友を呼ぶと言われているので、ゆるーく仕事をする人と仲良くなれるかもしれませんが、それってなんか微妙じゃありませんか。
仕事の次に大事なのって人間関係だと思うので、仕事が微妙なら少なくとも人間関係だけは良くしたいと思う派です。
ぶっちゃけ、給料が少なくても人間関係がとっても良い職場だったら最高だと思います。
人間関係はお金以上に大事だと思うので、モチベーション高くして、良い人間関係を築くことが幸福感のアップにつながると思います。
お金さえもらえればいいマインドから抜け出すには
もしいま「お金さえもらえればいい」というマインドに囚われ、成長や生きがいを見失っていると思うなら、絶対に何らかの行動の変化が必要だと思います。
少しずつ前向きにチャレンジして、小さな成功体験を積み、自分自身の思い描くキャリアを掴んで、皆さんも幸せを手にして欲しいです。
なぜ働くのかを考え直してみよう
まず考えるべきなのは、自分がどうして働いているのかということ。
これって意外と根本的に大事なんですが、考えられていないことが多いんですよね。
家族を支えたい、社会に貢献したい、自分の能力を発揮したいなど、お金以外のモチベーションを整理して、軸を明確にすることで、働くことに関しての捉え方が変わると思います。
自分が何を1番に優先しているのか?どう生きたいのか?を再確認することで、今後の自分が目指すキャリア像も変わってくることでしょう。
目標がなくては、自分がどうやって進むべきかわからないし、不安になってしまいますからね。
自分が提供できる価値の幅を広げよう
お金以外の価値を求めるなら、スキルアップして、自分が提供できる価値を高めるのもいいと思います。
新しく英語を学ぶ、デザインやプログラミングを学んだり、これまで手をつけなかった領域に挑戦し、新たに自分が価値提供できることはないか?と行動し、市場価値を高めていくといいですね。
結果的に、多くの場所で活躍できるようになったり、達成感を味わえたり成長の時間を感じたり、自分に自信を持てたり。
精神的にも成長することは間違いありません。
小さな成功体験を積んでみよう
お金以外のモチベーションを手に入れるには、小さな成功体験を積み重ねるのもいいですね。
例えば、社内で新しい企画に参加してみたり、新たな資格取得を目指したり、ビジネス書をいくつか読んでみたり、小さな目標を設定しつつ、少しずつ達成することで、どんどんフットワークが軽くなります。
自然と視野も広がってくるはず。
こうした気持ちになれると、働くこと自体が自分自身の成長と捉えることができるし、お金以外のモチベーションを発見しやすくなると思います。
転職・起業などのキャリアも考える
とはいえ、もし今の環境が自分にとって本当に良くないと思うなら、思い切って転職や独立、起業をしてみるのもアリ。
新しい環境に飛び込むことで、気づくこともあるはずです。
やっぱり人間は環境に左右されるので、環境を変えるのが1番手っ取り早いです。
僕も、これまでに2度転職したことがありますが、今考えてもとってもいい選択だったと思っています。
悩みすぎても現状は変わらないので、悩んでいるなら即行動。
この記事が皆さんの悩みの解決や、不安の後押しに少しでもなれば幸いです。